青天白日

【漢字】青天白日
【読み】せいてんはくじつ
【意味】やましい所が全くない。疑いがはれる。
【例文1】青天白日を主張する。
【例文2】僕は青天白日だ。指紋でも防犯カメラでも調べればわかる。
【例文3】青天白日を勝ち取った。

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青天白日の意味と中華民国の国旗について

青天白日とは、よく晴れわたった青空と輝く太陽の日の光を意味し、澄みきった青い空に太陽が光り輝く様子から、こころにやましいところが全くないことや、無罪であることが明らかになることを指します。白日晴天ということもあるようです。
『私はいつも青天白日だ』『はれて青天白日の身となった。何を言われたって気にすることなどない』といった使い方をします。素晴らしいけがれの無い人物をほめるのに朱子が使った言葉で、青天白日の出典は韓愈の『崔群与書』に「青天白日は奴隷も亦其の清明を知る」とあるのに基づいています。
この韓愈に由来する四字熟語は、中華民国の国旗に紋章としても使われています。国旗は、青天白日満地紅旗と呼ばれ、左上に描かれている青天白日の紋章が、中華民国の国章であり中国国民党の党章としても使われています。デザインされた当初の青天白日旗は、中国国民党の前身である中国革命同盟会の旗としてデザインされたものですが、のちに孫文が中華国民の国旗として併用しようとします。その際、日本の国旗である日章旗との類似性と、青天白日旗の色が質素で単調なことが指摘され、孫文が他に構想されていた国旗案の一つを参考に、赤地を加えて青天白日満地紅旗を完成させています。