負うた子に教えられて浅瀬を渡る
【漢字】負うた子に教えられて浅瀬を渡る
【読み】おうたこにおしえられてあさせをわたる
【意味】背中に負った子に浅いところを教えてもらいながら川を渡ることから時には初心者や年下からも教わることもあるという意味。
【例文1】スマホ機能がわからず、祖父が孫に負うた子に教えられて浅瀬を渡る。
【例文2】最新型の車の操作を負うた子に教えられて浅瀬を渡る。
【例文3】上司が部下にパソコン操作を負うた子に教えられて浅瀬を渡って習う。
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「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」の産物
「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」は「時には自分より年下のもの、未熟なものに教えられることもある」の意味です。子を背負って川を渡っている途中、親は足元を流れにとられないようにと必死で下ばかり見て歩みを進める事でしょう。
おんぶされた子どもの方があちらこちらに目を配り、他人が渡っている様子や、川の中の葉っぱの淀みなどで浅瀬を見つけることができて、親に教えることで無事に川を渡ることができたというおそらくは実体験から出てきた言葉でしょう。言葉は知っていても、いざその時になって、自分より目下の部下の進言を快く受け入れられるかというと、上司にもプライドや見栄があり、聞き入れられないこともあります。そんな時はこの言葉で自分を納得させてみるのもいいかもしれません。それが度量というものです。