幕を開ける

【漢字】幕を開ける
【読み】まくをあける
【意味】芝居の始まりに幕が開けることから、物事や行事も始りの時に用いる言葉。
【例文1】Jリーグ波乱の幕開け。
【例文2】オープニングは吹奏楽部の演奏で幕を開ける。
【例文3】チアリーディングのパフォーマンスで幕を開ける。

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新しい時代の幕を開ける、そんな人物が持つ能力とは

日本で新しい時代の幕を開ける役割を果たした偉人とはだれか、と問われて一番多く答えに挙がってくるのは「坂本竜馬」ではないでしょうか。
竜馬は弱り切った幕府を倒すため、その対抗勢力であった薩摩藩と長州藩の同盟を結び、天皇に政権を返還し大政奉還することで
大きな争いや血を流さずに平和的に新しい時代を迎えることに尽力した人物です。
けれど、竜馬は自分が幕を開けた新しい時代がどんな世界であったのかをその目でみることなく、短い生涯を終えました。
そんな竜馬の、他の藩士にはなかった能力と言うのはどんな能力でしょう。
その時代、それぞれが皆、時代を良くしようと自分が信じた道を突き進み意見の違うものとはぶつかり合う、それが当たり前の時代でした。
ですが、竜馬が他の藩士と違う点はそこにあります。
竜馬は自分が信じた道があるにも関わらず何度もそれを自問自答し、色々な話し合いによって自分の志を変化させていきます。
もちろん真髄の部分は変わってないのですが、敵であろうと画期的な意見や斬新な技術は取り入れようと色々な人と出会い話を聞こうとします。
そういった柔軟さとヒラメキが、竜馬を開国や外交へ日本を向かわせる最大のエネルギー源だったのでしょう。
我々現代人が見習うべきところが、竜馬にはあると改めて感じますよね。