もぬけの殻

【漢字】もぬけの殻
【読み】もぬけのから
【意味】虫が脱皮した後の抜け殻のことで、つまり、逃げ去ったあとの隠れ家をいう。
【例文1】詐欺グループの潜伏先を突き止めて踏み込んだが、すでにもぬけの殻だった。
【例文2】やっと居場所を突き止めたのにもぬけの殻だ。
【例文3】情報が漏れ、犯人のアジトがもぬけの殻。

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もぬけの殻はどういう時に使う言葉か

もぬけの殻とは中身が空っぽであることです。例文として、昔友達が住んでいた家を訪ねたらもぬけの殻だった。怪しい箱を意を決して開けてみたがもぬけの殻だった。というようにあっけらかんとした何もない状態なことがわかります。もぬけの殻のもぬけとは、ヘビやセミなど脱皮をする生き物の事を呼んでいて、人が亡くなった後に意識だけが抜かれていく体の事もいうことがあります。
最初は中身が詰まっていたものに使うことが多く最初から何もないものにはこの言葉は使いません。派生語としてもぬけるという言葉を使うと、外に出る、抜け出すのような解放感溢れる意味となります。もぬけの殻のもぬけは発音していて響きもよいですが、元の意味は抜け殻であることがわかりますね。最初はあったのにのちになってから無いとなると人は誰でも驚きます。その驚きがもぬけの殻には詰まっています。人に向かってその言葉を使うと失礼にあたるのでなるべく建物や場所に言うようにする必要があります。日常生活で使いやすく意味も伝わりやすい的確な言葉です。ヘビやセミの抜け殻を見た時にもその言葉をストレートに使うこともできるので、日本語はとても面白いということも理解できます。