猫を被る
【漢字】猫を被る
【読み】ねこをかぶる
【意味】本性を隠しておとなしいフリをする。
【例文1】気になる人の前だとどうしても猫被りたくなる。
【例文2】合コンでは当たり前のように猫を被る。
【例文3】上司の前だけ猫を被る。
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時には猫を被ることも大切
「猫を被る」の意味は、表面的に優しく接していても、裏では人が変わったように人に接することで、世間では悪いイメージで使用される印象です。社会人においては、時としてそのような猫を被った人間が、上手く出世していると感じています。
会社では取引先はもちろん、上司とも上手く付き合っていくために、自分の気持ちを押し殺す場面が必ずあります。仕事を円滑に進めていくためにも、そうした人たちとの接し方も重要です。人間関係は合う合わないがあり、その合わない時には猫を被ることで現状を打破できるかも知れません。
私の同僚で、嫌な上司にや社長に対して猫を被ることが非常に上手い方がいました。上司のそばにいるときは何でも雑用をこなし、命令にも一つ返事で仕事を行うような方です。しかし、上司が席を外すと私たち同僚に「あいつと話すの疲れた」と悪口のような愚痴をこぼし、上司への態度が一変しました。
その後も同僚の猫被りは続いていき、すっかり上司に気に入られた同僚は、会社において最年少で部署リーダーに任されるなど順調に昇給していきました。世渡りが得意な方は、例え嫌いな人間と接する場合にも、上手く切り抜ける術を持っているなと感じます。