すべての道はローマに通ず
【漢字】すべての道はローマに通ず
【読み】すべてのみちはろーまにつうず
【意味】世界各国から経路が首都ローマに通じていたことから、目的までの手段は何通りもあること。
【例文1】すべての道はローマに通ずだから、最後まで諦めない。
【例文2】すべての道はローマに通ずで最短ルートを行く。
【例文3】道に迷ったが、すべての道はローマに通ずでどうにか辿り着いた。
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すべての道はローマに通ず、ただし空路や海路も含む
日本のような島国からでは歩いていけるはずもないですが、空路や海路を含めれば確かに「すべての道はローマに通ず」とも言えるでしょう。
海外旅行などパスポートすらない私には全く無縁の話ですが、とりあえずローマまでの距離を調べてみました。
東京からローマまで直線距離で9800km以上、高低差を無視できる直行便の飛行機ならば移動時間12時間50分という話です。
海路も知りたかったのですが、最短でもインド洋からスエズ運河を経由しての船旅なんて暇な金持ちでなければ出来そうにありません。
無謀にも陸路を伝ってローマへ向かったならば、どのような事態が起こるか見当もつきません。
過去には、自転車やらマラソンでアジアを踏破するという偉業をなした人も存在するらしいですが、ある意味では狂気の沙汰とも思えます。
道という概念を、陸路・海路・空路に留めなけば、ローマまでの距離はかなり短縮されます。
インターネット回線による電子網は世界を覆っているので、当然ローマにも通じています。
この道を通れば、日本の片田舎で発した他愛もないジョークも、きっちりローマに届きます。
ただ問題があるとすれば、ネット回線でも言語の高い障壁を越えるのは一苦労だということです。
とくにダジャレなどを他の言語に翻訳することは不可能に思えます。
あらゆる道が通じていても心が通じるところまでには簡単に至ることはないだろう、などと考えるのは要らぬ世話というものでしょうか。