呂律が回らない

【漢字】呂律が回らない
【読み】ろれつがまわらない
【意味】舌を動かせず、うまくしゃべれない様子。
【例文1】酔っ払って呂律が回らない。
【例文2】覚せい剤で現行逮捕した時は呂律が回らない様子だった。
【例文3】麻酔が切れて呂律が回らない。

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泥酔した人が上手く話せずに呂律が回らないことは良くあるかもしれません。

私の身近な人でも以前はそういう人がいました。
お酒が抜けていけば、自然と改善していきますが、中にはそうではないもいます。何らかの病気や薬の副作用で呂律が回らなくなってしまうこともあります。
こういう場合はやはり医療機関で適切な治療を受ける必要があります。
私は今までお酒を飲んで、意識がなくなる直前までは行ったことがありますが、その時も呂律は回っていたと思います。
もしかしたら周りの人からは呂律が回らないと思われていたかもしれません。
確かに意識はしっかりしているのですが、目の位置から下の体は全てアルコールが回っているような感じでした。
その為、まっすぐに歩こうと思っていても歩くことができませんでした。
今では健康を考えてそのようなことはなくなりました。
また、呂律が回らなくなるまで飲むような飲み方をする人もいなくなりました。

呂律が回らない程酔った夜

呂律が回らない程酔って焦ったことが一度だけあります。
もう十何年も昔、学生時代の事です。
元々お酒には弱かったので、飲み会などで無理して飲酒をする事はありませんでした。
大学生になったからといって必要以上にはしゃいでバカな飲み方をしようとは思いませんでしたし、そもそもお酒の味自体が苦くて不味いもの、という認識しかなかったので、乾杯の時にビールに少し口をつけるだけで、あとはジュースかウーロン茶、というのが常でした。
その習慣が破られたのが、サークルのOGたちとの女性だけの飲み会です。
女性なので、みんなビールや焼酎、日本酒はあまり頼まず、色々なカクテルを沢山注文してみんなで楽しみました。
これがいけなかったのです。お酒は苦くて不味いもの、という先入観を覆す口当たりの良さ、美味しさに夢中になり、ついつい
杯を重ねてしまいました。当時はカクテルのアルコール度数がとても高い事すら知らない程無知だったのです。
当然酔い潰れ、呂律が回らなくなりました。視界が水玉模様でいっぱいになり、焦った私は周りの人に助けを求めましたが、
呂律が回らないため何をいっているかわかってもらえず大変でした。やっと介抱してもらい、無事酔いは覚めましたが、
呂律が回らず言いたいことが伝わらない怖さが身に沁みました。
それからはカクテルなどの甘いお酒には特に注意して、飲み過ぎないよう気をつけており、
あの時の呂律が回らなくなるほど酔ってしまった経験は、良い勉強になりました。