論功行賞

【漢字】論功行賞
【読み】ろんこうこうしょう
【意味】功績に応じた賞を贈る。
【例文1】業績からみると論功行賞は彼が適任だ。
【例文2】今月の論功行賞は売上1位の彼女に間違いない。
【例文3】論功行賞を頂いた。

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論功行賞とは

論功行賞とは、功績や手柄を調べて、それに見合った褒美を与えることを言います。論功は功績や手柄の程度を議論して褒美を決めること、行賞は褒美を与えることを意味します。特に戦国時代は、その戦いで大きな手柄(敵兵を何人殺したとか、敵将の首を取ったとか等々)に対して、金品や馬、土地や官位などが与えられました。
現代においては、大きな手柄(大きな契約を取ったとか、会社の名を上げるような仕事をした等)を上げので、即役職に付けるということは、あまりありません。なぜなら、役職とは功績を挙げることはもちろんですが、もうひとつ大変大切な事があるからです。それは、自分の部下の管理です。これができなくては現代社会において管理職にはつけません。TVのニュースなどを見ていると、この人事は露骨な論功行賞ではないかなどという言葉を聞くことがあります。これは、たった一つの功績で役職に就いたが、その人には部下の管理能力がないのではないかというような意味が含まれています。
確かに、大きな功績を挙げた場合には、褒美を上げることは悪いことではありません。他の人たちのやる気を起こさせる力にもなることでしょう。ですから、褒美は地位ではなく、賞金等が良いのかもしれません。