さじを投げる
【漢字】さじを投げる
【読み】さじをなげる
【意味】これ以上の見込みや解決法がないと諦める。
【例文1】どの建築家もこの物件はさじを投げる。
【例文2】どの病院に行っても医者がさじを投げる。
【例文3】会社存続の手立てがなくさじを投げる。
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さじを投げることの意味
「さじを投げる」は、医者はどんな手を尽くしても治療できない患者をを見放す、見切りをつける意味を持ちます。自分ではもうどうしようも出来ない・解決できない状態を指す言葉だと考えられますね。
これは医者に対して以外にも使わることが多い言葉でもあります。例えば、どんなに丁寧に教育しても言うことを聞かない生徒に教師がさじを投げるなど、改善する傾向が見えない場合でも使われる言葉ではないでしょうか。本来は医療関係で使用された言葉ですが、時代が進むにつれて様々な意味で通じるように変化してきました。
さじを投げる状況は非常に深刻で、どうしようもない状態・向上しない状態を指す印象があり、他者から見放された状況です。本人の日頃の不真面目な行いが積み重なって、さじを投げられた状態になる場合が多いですね。それは別れを意味することでもありますね。
良い印象が無い言葉で、さじを投げられたら最後という気持ちが存在します。見放される・見切りをつけられることは、よほどのことでなければそういった状況にはなりません。酷い状況やどうしようもなく詰んだ環境になければ使われない言葉だとも思います。自分だったらこの言葉を使われたくありませんね。