無にする
【漢字】無にする
【読み】むにする
【意味】無駄にする。
【例文1】人の行為を無にする。
【例文2】時間を無にする。
【例文3】せっかくの好意を無にする。
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失敗は大抵が無にするどころかマイナスにします
それまで積み重ねてきた苦労や仕事・行為が無駄になることを指して、無にすると表現しますがそれで済むはずがありません。
振り出しに戻る、元の木阿弥という言葉のように初期状態に戻る程度であれば再起も可能ですが、大抵の場合はそのような生易しい環境に留まるはずもありません。
信頼や好意を失った場合、信用するに値しないという評価は初対面の人以下にまで下がります。
当たり前ですが信頼を回復する楽な手段など存在しませんし、失われた好意は100倍返しで憎しみに変化することすらあります。
仕事が無に帰する場合は、マイナス値を目視で確認できてしまうことすらあります。
つぎ込んできた時間・労力・資金が一切失われる状況は、この世の終わりのような絶望です。
そのような致命的な失敗を犯す人などそうそういるものではありませんが、それは皆が皆で絶対に避けるべきと日常的に注意しているからに他なりません。
失敗を恐れるな、などという人に限って致命的な失敗を誰よりも恐れている節すらあります。
そもそも既に失敗している人は平然と人前に出てこれる状況にはないのです。
失敗を恐れ注意深く回避し、地味な成功を日々積み重ねていくことのほうが余程楽に幸せになれるということです。