藪から棒
【漢字】藪から棒
【読み】やぶからぼう
【意味】草が生い茂って藪から突然棒が出てきたら驚くように、いきなり予想外のことを言い出す。
【例文1】何だよ突然藪から棒に好きだなんて。
【例文2】藪から棒に明日から放浪の旅に出る。
【例文3】転職すると藪から棒に退職した。
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藪から棒に発言する人
その方の気まぐれかわかりませんが、突拍子も無いことやどうでもいいことを突然口にする方っていますよね。例えば「今日から貯金する!」だとか「海外旅行がしたい!」など、他者には関係ない、または「どっちでも良いよ…」と感じてしまいます。
例え友人や親族でも、興味の無いことを発言されると堪えるものがあります。藪から棒に発言されても「そうか…」としか言えないからです。「そうか…」と返答しても「何だよ!ノリが悪いな!」と元気に言われた日には、非常に疲れてしまうでしょう。
社会の中ではムードメーカーとして必要な人材ですが、プライベートや気分が冴えない時には付き合い方に悩んでしまいますよ。決して悪い人間ではないのに、藪から棒に飛び出した言葉のせいで印象が悪くなったり、人間関係に亀裂が入ったことが実際に経験があります。
しかし、落ち込んた時や何か悩みがあった時に、そのような方と一緒にいると元気が出る場合もあるのです。一緒に遊ぶ時は楽しいですし、意外と社会では重宝される人間ではないでしょうか。
藪から棒という言葉は便利な言葉で、テレビや二次創作でもよく目にします。知名度も高いので、遊び感覚で使用することも多いです。