察しが付く

【漢字】察しが付く
【読み】さっしがつく
【意味】表情や状況からだいたいの予想が付く。
【例文1】同僚は最近綺麗になったので、彼氏ができたと察しが付く。
【例文2】親は子どもの顔を見ればだいたいの察しが付く。
【例文3】その人の部屋を見れば察しが付く。

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察しが付くことのない鈍感さについて

含蓄のある言葉や行動も言われてみれば「ああそうか、なるほど」と理解できるのですが、状況をわざわざ他人に説明してもらって納得してから行動していては遅すぎます。
かといって、常日頃から言葉や行為の意味についてうがった見方をすることに神経を使っていては身が持ちそうにありません。
ならば逆に、はっきり言わないと伝わらない察しの悪い人物であることを周りの方々に周知されていたほうが楽そうです。
皮肉や悪意すら鈍感に受け流してしまうこともあるかもしれませんが、大きな実害がないならどうということもないでしょう。
大体にして重要なことならば面と向かってハッキリと伝えるのが正しい方法でしょう。
日本人の奥ゆかしさや慎み深さは魅力の一つにあげられますが、悪癖としても受け取られそうです。
結果、察しが悪い人間が致命的な失敗に至るまで放置されることすらあるのですからたまったものではありません。
究極的には「雰囲気とかで何となく判れ」などと言われるのですが、これが一番困ります。
表立った反論はないけれど積極的な賛成どころか議論への参加意思すら伺えない場合などもかなり悩ましいものです。
察しを付けて行動すれば、失敗した挙句に全ての責任を負わされる羽目になったりと踏んだり蹴ったりです。
誰でよいので、「私の察しの悪さ」に察しが付く人が身近にいて欲しいものです。