胸が騒ぐ

【漢字】胸が騒ぐ
【読み】むねがさわぐ
【意味】何か嫌な予感がする。
【例文1】出かける前にヒールが折れた。胸が騒ぐので出かけるのをやめた。
【例文2】近くで交通事故が遭ったみたいだが、胸が騒ぐ。

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妊婦健診でまさかの胸が騒ぐ体験

胸が騒ぐとは、良からぬことを予感し、心が穏やかでなくなるという意味の言葉ですが、先日まさにそのような体験をしました。現在妊娠8ヶ月で、妊婦健診に行ったときのことです。とくに日ごろ身体の不調もなかったので、何も考えず診察を受けたのですが、内診したとたん先生の声色が変わったのです。
「うわ、ちょっと、えー?」と明らかに慌てています。何が起きたのかわかりませんが、一気に胸騒ぎがしました。「あのね、産道が普通の状態よりも短くなってます。」
産道(子宮頸管)の長さは妊娠の経過とともに短くなっていくものではありますが、3cmは欲しいところ、2.7cmしかなかったのです。そしてそのまま、NST検査といってお腹の張りをチェックする検査をしました。異常は何もないだろうと思っていたところに、急な検査が入り、先生が言っていた言葉がリフレインして、検査中もずっと胸騒ぎが収まりませんでした。
検査の結果、お腹の弱い張りが定期的に見られ、切迫早産とのことで入院を勧められました。急なことで頭はパニックです。でも結局入院するか否かは自己判断だったため、上の子のことを考え自宅安静するという約束で帰してもらいました。入院の話が出たときは、胸騒ぎを通り越して気を失いかけてしまいました。
自宅で服薬しながら安静にしていた結果、症状は進行せずに済みましたが、妊娠中は何が起こるかわからないものだと実感しました。