病は口より入り、禍は口より出ず

【漢字】病は口より入り、禍は口より出ず
【読み】やまいはくちよりいり、わざわいはくちよりいず
【意味】病気は飲食物によって原因を引き起こす。禍も口から出る言葉が原因となるので、言葉には気を付けるべき。
【例文1】病は口より入り、禍は口より出ずで、黙っている方が良い時もある。
【例文2】営業トークは病は口より入り、禍は口より出ずだ。
【例文3】嫁姑問題には口より入り、禍は口より出ずだ。

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人生を慎むために口を慎もう。「病は口より入り、禍は口より出ず」

「病は口より入り、禍は口より出ず」あまりきかない言葉かもしれませんが、これはどういった意味なのでしょう。
それは、病気の原因となる食べ物は口から入ってくるし、災いを引き起こすような言葉は口から出るから、口を慎まなけれないけない、という意味なのです。
食べ物は全ての病気の原因というわけではありませんが、それでも普段食べているものが偏っていたり、暴飲暴食を繰り返したりしていると、確かに病気になる確率はうんと高くなります。
また、「口は禍の元」などと言うように、ついうっかり言ってしまった余計な一言が、人間関係などのトラブルを引き起こすこともままあることです。
自らの「口」を通して何を食べ、何を発するかで、人生が良くなるか、悪くなるかが決まってしまうというわけです。
何も考えずに発言したり、好きなものだけを食べたり、食べ過ぎたりということが、後にどれほど大きな後悔の種になるか、骨身にしみてわかっている方も多いのではないでしょうか。
少し慎重になり、食べ物や言葉に気を付けるだけで、人生の質は大きく変わるものです。
口が原因で痛い目にあってしまった・・・という方、これからはどうぞ慎重に食べ物を吟味し、言葉に気を付けて下さい。