指をくわえる

【漢字】指をくわえる
【読み】ゆびをくわえる
【意味】恥ずかしがって黙って見ている様子。羨ましがる。
【例文1】50万円の新作ブランドバックを指をくわえて見ている。
【例文2】恋人がおらず、街中のカップルを指をくわえて見ている。
【例文3】指をくわえるだけでは何も始まらない。

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指をくわえる体験をしてみて

私は小学生の時ピアノを習っていました。小学生の頃から保育士になるという夢があったので、小さい時から習っておいたほうが良いという母の勧めからでした。元々音楽が得意だったということもあり、徐々にピアノは上達していきました。市のピアノコンクールがあって、ピアノ教室に通っている子達全員が優勝するために日々頑張っていました。私ももちろん狙うは優勝しかありませんでした。課題曲一曲と自由曲一曲の計二曲を観客の前で弾くのです。家で弾いているとほぼ間違わずに弾けるので多少練習したくらいで本番に挑みました。正直、このくらいの練習で大丈夫だろうと思っていたのです。実際に本番で弾いてみて緊張していたせいもありましたが、間違いがとても多かったです。やはり、いくらピアノが得意でも少し練習しておけば大丈夫だろうという甘い考えではいけなかったのです。私の後のほかの出場者の子達はみんな上手でただひたすら指をくわえて見ていることしかできませんでした。
ですが、こういう悔しい経験があったからこそ大人になってからそれを生かせています。何事も全力で取り組むようになり、後悔しない生き方ができるよう日々頑張っています。

指をくわえてテレビを見てました

一昔前にマネーの虎という、一文無しからビジネスの成功者になる番組が放映されていました。例えば一文無しからラーメン屋を経営して億単位の売り上げを上げて成功する。私は思わず指を加えてその成功者を見ていました。サラリーマンだけが人生ではないんだ。こうやって無一文から這い上がって成功者となる人もいるのだと実感しました。このように羨ましいという心は少なくとも私の心の中に存在しています。このような自分で這い上がって成功者になった人にパワーをもらって、自分の今の仕事を更に見つめ直して仕事に専念する。世の中に凄い人達がいる者です。日常生活の中にも会社で成績を上げて表彰されたまわりにいる私たちは指をくわえて、受賞者を見ていました。会社の経営側もこうして表彰することによりまわりの社員に頑張れよと鼓舞しているように思います。自分はそうですが他人が羨ましく思うことがたくさんあります。それを指をくわえて見てるだけでは何もなりません。それを自分の糧にすることで自分を成長させていこうと思います。仕事では特にそうですが、指をくわえているだけでは何もなりません。自分で創意工夫したり手本となる人を自分の肥やしにしながら死に物狂いで頑張ることが成功への鍵となるのではないでしょうか。