荷が重い

【漢字】荷が重い
【読み】にがおもい
【意味】任された作業が能力に対して責任が大きすぎる。
【例文1】新人に図案作成から設計まで任せるのは荷が重すぎる。
【例文2】入社したてでこの案件は荷が重い。
【例文3】パワハラ職場で荷が重い。

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荷が重い担当

能力の割には負担が大きいことを荷が重いと言います。社会人がこの言葉を使う時には謙遜して「荷が重い」と言っているのか、本当にやり切れずに言っているのかを見極めないと、過労死に繋がるなど取返しのつかない状態に陥ることがあります。
私が18歳で社会人になりたての頃、菓子製造部門に配属されました。
出来上がりの商品を箱詰めの毎日でした。半年もすると飽きてきます。
クリスマスシーズンになるとスポンジケーキを焼きますが、一人でも休みが出ると、作業場はてんてこまいです。
工程リーダーに私が焼き菓子のカットを覚えるように指示が出ました。箱詰めの毎日から解放されるのかと思えば嬉しい思いでいっぱいで浮かれていました。
実際、焼きあがりのスポンジをカットするのは見ているだけでは簡単に見えましたが、40センチ四方のスポンジは重く手が震えてうまくまっすぐ切ることができませんでした。1個目の端はB級品となりました。その後も端だけがまっすぐ切ることができず、次第に荷が重くなりリーダーに言って担当を交代してもらいました。