人のふんどしで相撲を取る
【漢字】人のふんどしで相撲を取る
【読み】ひとのふんどしですもうをとる
【意味】他人の物を利用して利益を得る。
【例文1】ライバルのデッサンを盗み見して、人のふんどしで相撲を取る。
【例文2】人のふんどしで相撲を取ったお金は罪悪感がある。
【例文3】誰かれ構わず人のふんどしで相撲を取る。
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人のふんどしで相撲を取るかのように
毎年夏になると24時間テレビの季節です。毎年誰かがチャリティーマラソンをしたり募金を募ったりするその番組自体を否定する気はありません。しかし人のふんどしで相撲を取るかのように便乗して儲けようと思う人たちがいる事も否めないと思います。そういうことがあって私自身は24時間テレビが好きではありません。チャリティーが偽善とイコールになってしまうのです。
障がい者に対する考え方は人それぞれあると思います。24時間テレビでは障がい者と芸能人の交流や、障がい者が障害に負けずに夢を叶えてるドラマなどが流れます。それを観て何度も涙を流しました。確かに感動します。でもなんか私の中で違和感があるのです。この時点で私自身も、普通の人と障がい者の区別をしているのではないか?と思うからです。募金をしたりボランティアをしたりしても何か違和感があるのはどこか偽善ではないか?といった思いがあるからだと思います。
そして24時間テレビでは番組に出演するタレントさんに莫大なギャラが発生します。人のふんどしで相撲を取るではありませんが、この番組に便乗して出演することでギャラも好感度も得ることができるのです。本当の善、良いことっていったい何なのだろう?毎年夏になると思うことです。