千秋楽

【漢字】千秋楽
【読み】せんしゅうらく
【意味】相撲・演劇の最終日。
【例文1】満員御礼で千秋楽を終えた。
【例文2】いよいよ千秋楽を迎える。
【例文3】優勝で千秋楽を飾る。

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相撲の「千秋楽」はいつも大入り満員

千秋楽とは①舞のない雅楽曲のひとつ②能「高砂」の終わりにある文句。付け祝言に用いる③演劇、相撲などの興行の最終日に千秋楽をうたったことから、最終日のことを指す④最後、終わりを意味します。
今では歌舞伎や演劇、相撲の最終日をしての千秋楽が一番目にすることが多いですね。役者、力士にとっても千秋楽まできちんと務めることがどんなに重要で、大切なことかが、千秋楽を無事に終えた日のインタビューの様子などで伝わってきます。どんなに相撲の人気が落ちているときであっても千秋楽は大入り満員でした。今は相撲人気も順調に伸びているようです。それも新記録を目指してひたむきに頑張っている白鵬関や、小さい身体ながら技のキレをみせる日馬富士関、ちょっと駄々っ子みたいな表情が女心をくすぐる鶴竜関、久しぶりの日本人横綱の稀勢の里関たち、4人の横綱が人気をけん引していること。宇良関のように素人が観ても楽しい相撲をとったり、琴奨菊のようにイナバウアーを思わせる姿勢を見せてくれたりと、それぞれの力士が個性を表現しても許されるようになったからではないでしょうか。ひと昔前の力士は余計なことは一切言わない。目立つことをすれば親方から注意を受けるといった堅苦しさがありました。今は、私たち素人目線でも楽しめる相撲になってきた気がします。相撲道に精進しつつ、楽しませてくれる力士の皆さんには頑張って欲しいと思います。