浅い川も深く渡れ
【漢字】浅い川も深く渡れ
【読み】あさいかわもふかくわたれ
【意味】浅く見える川でも見かけ以上に深いかもしれないから、些細な事でも用心するようにとの戒め。
【例文1】風邪からくる肺炎にもなり兼ねない。浅い川も深く渡れだよ。
【例文2】友人は小柄だが、空手の段持ちで浅い川も深く渡れだ。
【例文3】この作業は意外にきついな。浅い川も深く渡れだ。
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深く渡る心構えが必要
「浅い川も深く渡れ」という言葉は、いろいろな場面で通用すると思います。
簡単そうに見えても実は難しいということがけっこうあるものです。
少し意味は違うかもしれませんが、様々な求人を見ていると「簡単で誰にでもすぐできる」というようなことが書かれているものを見ることがあります。
簡単ならばと思って安易に引き受け、意外と難しかったりするものです。
簡単かどうかは人によって個人差があります。
単純作業で作業自体は簡単でも、それを続けていくとなると、別の能力が必要になります。
すぐに終わるような簡単作業ならば、本当に簡単だったと思えるのかもしれません。
しかし、仕事に関しては簡単と書かれていても、実際はそうでもない場合も結構あるので、そこは注意して見るようにしています。
どんな場合でもそうですが、油断をしていると、思わぬ落とし穴に落ちてしまうことがあります。
まさに油断大敵も「浅い川も深く渡れ」と同じような意味にも捉えられるかもしれません。
簡単かどうかは個人差があり、それぞれの感じ方や受け止め方によって変わってきます。
しかしどんな場合でも、たとえ簡単と書いてあったとしても、油断しない心構えでいることで物事の失敗を減らすことはできると思います。