念を押す
【漢字】念を押す
【読み】ねんをおす
【意味】間違いがないか再確認をする。
【例文1】遅刻しないでねと念を押す。
【例文2】忘れ物はないかと念を押す。
【例文3】今夜は早く帰って来てと念を押す。
念を押すをテーマにした記事
旅行へ行く時忘れ物をしないように念を押す
先日遠方へ家族で旅行に行き、色々なハプニングがありましたが、思い出に残る良い旅となりました。
ハプニングの一つは忘れ物についてで、家族に忘れ物をしないように念を押す私でしたが、念を押していた本人が財布を忘れました。
お金の管理は妻が全てやっているので、旅行に支障が出ることはありませんでしたが、現地でレンタカーの支払いをクレジットカードで行うつもりが現金での支払いになりました。
クレジットカードで支払いすると、割引になるレンタカーのプランだったので、少し損をした気分になったものの、便利に利用できたので良かったと思うようにしました。
普段財布を忘れることはありませんが、旅行の時に限って念を押しても忘れてしまうので、私はプレッシャーに弱いのかな?と思う時があります。
今回の旅行で、一番大きな忘れ物をしたのは妻でした。子どもの肌着だけ7枚位あるのに、下着が1枚も入って無く入れ忘れたみたいです。
しかし、最近は便利な時代で、山間部でも麓の街には複数の店舗があって、助かりました。
昔と違い、ドラッグストアやコンビニが全国色々な地域に出店しているので、忘れ物をしてもなんとかなる時代だなと思いました。
忘れ物がないかと念を押す親と幼少の頃の私
私は幼少の時から忘れ物が多く、両親、特に母親から外出の際に「財布持った?ティッシュハンカチは?」と忘れ物がないかと念を押されることが多かったの覚えています。今ではさすがに社会人として勤務しているので、外出の際には自分自身で念入りにチェックし、忘れ物をしないように心掛けています。
この念を押すという言葉の意味は、皆さんもご存知のように間違いがないか重ねて注意するという意味ですよね。しかし、この念を押すの念について知っている人は少ないのではないでしょうか。念の意味は、思いや気持ち。次に心配りや注意。そして、望みや念願、仏語という意味があります。念を押すの念は、心配りや注意の意味での念だと思います。念を押すという言葉の類義語として釘を刺す等がありますよね。
念を押される側から考えると、結構うるさく感じたり、煙たく感じたりすることがありますが、念を押す側からしたら細心の注意を払っているので、重ねて間違いがないか注意してしまうのでしょう。
現在、社会人として会社勤めしていますが、全てのことは自分自身で行うようになってから、如何に親の大切さを感じる毎日を暮らすことが多くなっています。外出の際に忘れ物がないかと念を押されることが無くなり、自分の成長と寂しさを同時に感じて過ごしている毎日です。