水を向ける
【漢字】水を向ける
【読み】みずをむける
【意味】相手の関心を向けるためにそれとなく誘いをかける。
【例文1】この面倒な作業は新人に水を向ける。
【例文2】トーク術で好きな子に水を向ける。
【例文3】実演販売で水を向ける。
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水を向けるようにするのは難しいが
『水を向ける』という言葉がありますが、これはなかなか難しいことだと思います。『水を向ける』の意味は『自分が気になっていることを、相手が話してくれるように聞き出すこと』なのですが、実際にやろうとすると相当の話術がないと厳しいのではないでしょうか。もしも上手く話を引き出せなかった場合、相手からは「この人は卑しい人だ」という印象を持たれてしまうかもしれません。
けれど仮に、水を向ける技術に長けることが出来たなら、ビジネスの場で非常に有用になるでしょう。特に商談で、何気なく顧客のニーズを聞き取りしたいときなど、顧客が自然とニーズを口に出してくれたら、商品の取引や新サービスの着手などがスムーズに行えると考えられます。わざわざ顧客に「どんなサービスを求めていますか」と聞いてしまうと、ちょっと明け透けすぎて嫌がられる可能性も無きにしも非ずでしょう。
水を向ける技術を会得するのは、生半可な努力では足りないと思いますし、ひょっとしたら生まれつきのところもあるかもしれません。ですが周りに、人から話を聞き出すのが上手い人がいれば、そういう人に『普段の会話で心掛けていることは何か』を尋ねてみてはどうでしょうか。新しい話術の発見に繋がることもあると思いますよ。