八方塞がり

【漢字】八方塞がり
【読み】はっぽうふさがり
【意味】どの方向に向かっても不吉な結果を招く。
【例文1】八方塞がり除けのご祈願に行く。
【例文2】会社経営が八方塞がりに陥る事態になる。
【例文3】会社を辞めるか降格するか八方塞がりだ。

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八方塞がりの意味と由来と対策

何をどうしようとも解決する方法がない状態を、「八方塞がり」と言います。
この言葉は陰陽道に由来するもので、八方は八方位、東西南北とその間の南東・南西・北西・北東のことです。
好ましくないひとつの方位を避けるだけならば方違え(かたたがえ)で済みますが、八方位全てがダメではどうしようもありません。
八方塞がりはその人の年齢によって迎えることになり、男女とも共通で数え年10・19・28・37・46・55・64・73・82歳と9年おきになります。
対策としては、八方除けと呼ばれる御祓いを神社でしてもらう、厄除けの御守りを身につけるなどの方法があります。
厄年はコレとは別で、男性の場合で本厄が25・42・61歳、女性の場合は本厄が19・33・37・61歳です。
さらに後厄が本厄の次の年に来るのでそちらも注意するべきかもしれませんが、実際のところはどうでしょう。
思い当たるような災いが降りかかることもなく既に無事通過してしまっている方も多いはずです。
厄年の集団を大勢集めたとしても必ず事件や事故が起きるものではありません。
そもそも大きな災害などがその人の年齢とは無関係なのは明らかです。
つまるところ厄を予見して避ける事はかなり難しいように思えます。
不意に遭遇する事件事故から身を守り、平穏無事を願い注意深く生きることを日常的に心がけことが大切です。

いよいよ八方塞がり。覚悟を決めるときがやってきた

会社を退職し、無職無収入となりました。退職理由は、会社の組織に嫌気が差したためと、自分のスキルを生かして仕事をしたいというものでした。本来であれば、在職中に次の仕事なりを見つけて、スムーズに収入が途絶えないように計画するべきだったのですが、会社でトラブルが起き、急に退職することとなりました。何かやってしまったわけではありません。人間関係で少し起きただけで。
失業の状態となりましたが、長年同じところに勤めていたため、たっぷりと失業保険が支給されます。最初の1年は就職活動はするけど、余程条件のいいところでなければ行かず、勉学に励むつもりでした。手に職を持とうと考えました。しかし、そんな甘い考えは神様はお見通しだったらしく、努力不足により資格試験は不合格。就職活動に専念することになりました。起業も考えたのですが、そのための資格試験だったということもあり、一旦は就職しようと考えました。
しかし、なかなかよい就職口は見つからず、あれよあれよと失業保険の期限も切れ、本当の無収入状態になりました。しばらくは貯金を崩しつつ何とかやってきましたが、それも限界があります。何をするにも先立つ収入がなければ話になりません。まさに八方塞がり。条件のいいところと言わず、どこでも雇ってくれるところに飛び込むしかないのかなと、覚悟を決めようと思っています。