一役買う

【漢字】一役買う
【読み】ひとやくかう
【意味】仕事や作業を率先して申し出る。
【例文1】彼女世話好きでいつも一役買う。
【例文2】同窓会の幹事を一役買う。
【例文3】残業を一役買う。

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一役買うと人が増えてきています。

一役買うとは、一つの仕事の中で、ある役割を進んで引き受けることをいいます。例えば、「新党結成に一役買う」と使います。今ニュースの話題のあの人の事でしょうか。また「パーティを盛り上げるのに一役買いました」と言いますが、「パーティを盛り上げるのに一役買うことができました」というと、意味合いとしては問題はありませんが、文章がくどくなります。「一役買う」は一つの役割を進んで引き受けることですから、「一役買うことができました」は「一つの役割を進んで引き受けることができました」となります。しかし。「一役買いました」なら「一つの役割を進んで引き受けました」となり、かなりすっきりした表現になります。丁寧に言っているように思えますが、回りくどい言葉使いはあまり感心しません。簡潔に意味を伝えることが大切です。
一昔前までは、進んで何かを引き受けることを余り良しとしない風潮がありました。役目はあくまで、誰かに推薦されて付くものという感じでした。しかし。最近では自分でできることであれば、進んで引き受けることをする人が増えたように思います。何かやりたいけれど自分から言い出しては生意気と思われはしないかと不安になったのでしょう。しかし、今では率先して一役買う人が増えてきています。