眉を開く
【漢字】眉を開く
【読み】まゆをひらく
【意味】心配事がなくなり晴れやかな気持ちになる。
【例文1】長男の就職が第一志望に決まり、家族全員眉を開く。
【例文2】大学受験が終わり眉を開く。
【例文3】40歳の息子の結婚相手がようやく見つかり眉を開く。
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常に眉を開いているような状態でありたい
眉を吊り上げる、眉間にしわを寄せるなど、眉に関する言葉は、どちらかというとあまり良い状態ではないことを指しているものが多いような気がします。
その中でも眉を開くは、物事が解決して安心できる様子を表し、ホッとできる言葉です。
常に眉が開いた状態でいられれば良いのですが、なかなかそうもいかないことも少なくありません。
子どもの頃はよく、親の顔の眉が吊り上っていたり、眉間にしわを寄せていたような気がします。
子どもながらに親は怖い存在だったのですが、自分が大人になって、さらに年齢を重ねていくと、徐々にそういうイメージからは遠ざかってきています。
私自身も無意識のうちに眉間にしわを寄せることが多かったせいか、いつのまにか額のしわが増えてしまったことがあります。
それに気づいてからは額のマッサージを行ったり、眉間にしわが寄らないように意識して気をつけていました。
そのおかげで額のしわはかなり無くなってきました。
それでも油断をすると、また眉間にしわを寄せてしまうかもしれないので気をつけるようにしています。
特に安心するような出来事がなくても、いつでも眉間を寄せずに、眉間を開く状態にしておきたいと思っています。
その方が穏やかに見えますし、間違っても鬼の形相には見えなくなると思います。
沢山笑って眉を開く
眉を開くとは心配事がなくなってホット一息安心することを言います。人間心配事があると眉間にしわが寄ってしまいます。その逆で安心するときっと眉が開くという感じになるのだと思います。私は月に一度フェイシャルエステに通っています。エステティシャンの方とおしゃべりをして心身ともにリラックスできる至福の時です。お互いに40代の女子なので1ヶ月分の毒を吐きまくってデトックス効果も抜群です。エステティシャンの方ってすごいなと思ったことがありました。その1ヶ月に私がどのような心境で過ごしたかを結構当てられてしまうのです。心配事が多くて最近あまり笑っていないなと思った1ヶ月は相当顔がこわばっていたみたいでエステが始まって早々に「〇〇さん最近笑っていないでしょ」と見透かされてしまいました。まさにどん底の1ヶ月を過ごしていた私は本当にびっくりしてしまいました。
エステティシャンの方も私の肌質をずっと覚えているわけではないそうです。1ヶ月おきにお客様の肌を触った時に「あ―この人の肌ってこんな感じだったな」と色々思い出すそうです。さすがプロフェッショナルだなと思いました。人間の手、指の感覚というのは本当に繊細だなと思いました。