例によって例のごとし
【漢字】例によって例のごとし
【読み】れいによってれいのごとし
【意味】変わった事もなくいつもどおりの様子。
【例文1】結婚式でのあいさつは例によって例のごとし。
【例文2】恋人ができず、例によって例のごとく寂しいクリスマスを過ごす。
【例文3】職場の女性にフラれたが、例によって例のごとし。
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例によって例のごとし、かな人生。
「例によって例ごとし」とは、いつものことがまた起こっている変わりばえのしないことを言います。
毎回毎回繰り返されて結果は同じなのに、まだ存在し続けている、また居残り続けているものって、この世には意外と多くありますよね。
長寿番組って意外と多いです。NHKのど自慢とか、テレビ開局前からあってその後も現在まで続いている番組です。他にも50年、40年と続いている番組は多くあります。
テレビは同じ結果にたどり着くまで色々なドラマがあるので、多少は変化があるでしょうが、もっともっと毎回同じ現象であれば、好まれはせず、うんざりという感情が絡んで来ることもあるでしょう。
例えば、仕事で疲れて帰って来たというのに、子どものことで聞かれたことを答えたら、あなたは分かってないといわれて小言が始まってしまうパターン。
例えば、職場で忙しいときに、苛立った年配の上司に話しかけただけで怒られて、被害を受ける結果。
抜け出せない繰り返しに苦しめられている場合、例によって例の如しなんて、悪夢の世界ですね。対象が人間であれば、もう因縁さえ感じます。
それが人生なんですかね。なんて大きい話になりましたが、悪いことばかりでないのが人生ですから、あまりげっそりして思いつめずに、のど自慢大会でも見るか、気分転換しましょう。毎回同じパターンは安心もありますが、毎回変化のあるのも楽しいと思います。同じ繰り返しに陥っていると思った人は、変化のある道を歩まれてはいかがでしょうか。