泣いて馬謖を斬る
【漢字】泣いて馬謖を斬る
【読み】ないてばしょくをきる
【意味】可愛がっている人や仲が良い人が悪い事をすれば、(泣く泣く)厳しく注意しなければならないという意味。
【例文1】友人が万引きをして泣いて馬謖を斬る。
【例文2】同僚の横領に泣いて馬謖を斬る思いで告発する。
【例文3】二股を掛けている友人に泣いて馬謖を斬る。
泣いて馬謖を斬るをテーマにした記事
泣いて馬謖を斬るのはトランプ大統領かコミー長官か
アメリカでFBIのトップ、コミー長官が突然解任されるというニュースを見ました。
コミー長官が自身の解任をテレビで知ったという話しからも、その解任がいかに突然であったかが分かります。
コミー長官といえばアメリカ大統領の選挙戦中に、ヒラリー・クリントン元国務長官のメール問題を調査し、結果的にそれが大統領選に影響したと言われておりFBIの政治介入ではないかとも指摘されていました。
トランプ大統領にとっては恩人のような人であるようにも見受けられますが、今回解任したきっかけは、ヒラリー氏のメール問題を訴追しないという判断を問題視したためとも言われています。
これはFBIに混乱を招いたコミー長官をトランプ大統領が「泣いて馬謖を斬る」という思いで解任したようにも取れますが、報道ではトランプ陣営とロシアの関係性について捜査していたFBIの動きを止めるため、という噂もあります。
これが本当であればコミー長官は自分の責務を遂行した末に解任されたということになります。
大きな政治スキャンダルをはらんだこの問題で、泣いて馬謖を斬ったのは果たしてトランプ大統領かコミー長官か、ぜひともFBIには真相を究明してほしいと思っています。