目を配る

【漢字】目を配る
【読み】めをくばる
【意味】注意してよく見る。
【例文1】新人の作業に目を配る。
【例文2】患者に目を配る。
【例文3】生徒に目を配る。

目を配るをテーマにした記事

必要以上に目を配る事が大切です

どのような職業でも、目を配る事は大切です。
中でも人のお世話をする職業の人は、必要以上に目を配る必要があるのです。
そんな職業の一つに、看護師があります。
看護師は医師の指示の元、患者さんの治療の手助けをします。
医師は患者さんの病気やけがの治療だけすればいいのですが、看護師は患者さんの身の回りのお世話までしなければなりません。
ですからある意味、医師よりも看護師の方が責任が思いと言えます。
医師といえども人間ですから、間違った指示を看護師にする事があります。
それをそのまま医師に指示をされたからと言って、看護師が患者さんにしてしまったのでは、下手をすると患者さんは生命の危機にさらされる事があるのです。
ですから看護師は医師に指示された事をしっかりと頭で把握して、医師の指示が間違っていないか判断する必要があります。
患者さんは医師や看護師に言われるがまま治療を受ける訳ですから、医師だけでなく、看護師も患者さんに必要以上に目を配る必要があるのです。
また人のお世話をする職業としては、介護や保育がありますが、これらの職業に携わっている人達も、お年寄りや障碍者の方や子どもたちに必要以上に目を配る事が大切です。
必要以上に目を配る事は大変なことかもしれませんが、人のお世話をする仕事を職業としている以上、がんばってもらうしかありません。

目を配る先生が誤解されちゃった

十代のときに、クラフトを学べる学校に一時期行っていたことがあります。そこの先生方は、生徒たちともメールアドレスや電話番号などの連絡先を気軽に交換するような、非常に距離の近い方々でした。人生相談、恋愛相談なんかも乗っていたみたいでした。また、遅刻している子や無断欠席をしている子に電話をかけて、起こしたりすることもあるくらいでした。
さて、その学校の同じクラスにいた男の子で、体験入学に来た高校生などが「かっこいい」とちょっと騒ぐくらいのイケメンがいました。その男の子は好きな女性がいたので、恋愛相談を歳の近い女の先生にしていました。別の教室を借りて連日相談していたのですが、それを見ていた女子たちが嫉妬してしまったのか、「あの人(女の先生のことです)、〇〇君(イケメン男子)と話してるとき、ふだんの顔と全然違うんだけど」と、イライラした様子で文句を言っていました。先生は若くて当時20代半ばくらいだったので、多分、二人の関係を勘違いしていた子も多かったと思います。
男の子は純粋に恋愛について年上の人に意見を聞きたいと思って相談していたのでしょうが、先生が生徒たちに目を配るからこぞ起きてしまった誤解だったなあ、という思いがしました。