大黒柱
【漢字】大黒柱
【読み】だいこくばしら
【意味】家族や集団の中心となって支えている人。
【例文1】結婚して一家の大黒柱となる。
【例文2】子どもにも恵まれて大黒柱としての責任がある。
【例文3】離婚して母が大黒柱となる。
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一家の大黒柱
私は妻一人子ども二人を支える一家の大黒柱です。私自身、大黒柱となって家族を支えていく義務がありますし、そのような心構えは持っていると思います。一家の大黒柱は昔はお父さんが一番風呂、食事も一品多いというのが常でした。子どもたちはお父さんを敬いました。昭和の時代まではそれが続いたのではないでしょうか?私も子どもの頃は父親という存在がとても大きかった。時に怖い存在であり、時に頼もしい存在である父親怒られるときはビンタの一つは必ずされたように覚えています。しかし、私だけでしょうか?私の今の家庭は私が大黒柱なのに帰ってきても、おかえりなさいの一言も言いません。
夕食は私が帰ってきたころには皆淡っている状態。これも一家の大黒柱が折れてしまう寸前です。最近はどこの家でもそうなのでしょうか?良き昭和の時代のお父さん像が消えつつあるのでしょうか。涙が出てきます。外での私の苦労。会社でがむしゃらに働いて時には失敗もし、汗水流しながら懸命に家族を守って行く為に仕事をしています。そのような中でお父さんとして一家の大黒柱としてちょっと舐められているのではないかと思ったりします。少なくとも、安月給ですが、お金だけは家庭に入れています。もう少ししっかりした大黒柱でありたいです。
これからの『一家の大黒柱』
家族の稼ぎ頭とも言える父親のことを、俗に『一家の大黒柱』と言いますね。一昔前であれば、父親が働き、母親が家で家事を行うといったのが、よくある家庭の光景だったでしょう。おそらく高度経済成長期から1990年代までは、共働き夫婦の家庭よりも、こうした家庭の方が多かったのではないでしょうか。
ですがこれからは『一家の大黒柱』という言葉も、使われなくなる時代が来るかもしれません。というのも家庭の形態が、最近と昔では変わってきているからです。なにせ2000年代に入ってから『主夫』という言葉も出てきたくらいです。主夫だなんて言葉は、昭和では考えられなかったのではありませんか。
それに最近では、子を持たない共働きの夫婦も増えてきていますよね。つまり稼ぐのは、夫だけだとは言えないわけです。また共働きということは、もしかすると妻の方が稼いでいる可能性だってあります。主夫の場合もそうですが、家庭で最も稼いでいるのが『妻』である家も、おそらく少なくはないのでしょう。
時代とともに、家族の在り方も変わってきています。そのため『一家の大黒柱』という言葉も、使われなくなる時代が来てもおかしくないでしょう。ですが反対に、家族の在り方が昔のようになれば、再び『一家の大黒柱』という言葉が頻繁に使われる時代が来るかもしれませんね。