波瀾(乱)万丈
【漢字】波瀾(乱)万丈
【読み】はらんばんじょう
【意味】移り変わりが激しい。よく人の人生に例えられる。
【例文1】明治・大正・昭和・平成を生き抜いた祖父の人生は波乱万丈だった。
【例文2】会社倒産で借金の波乱万丈な人生だ。
【例文3】波乱万丈の人生を過ごす。
波瀾(乱)万丈をテーマにした記事
平々凡々と波乱万丈、充実しているのはどちらか。
40数年間という私のこれまでの人生は、自分では平々凡々なものだったと感じています。
子ども時代には多少のいじめはありましたが、だからといって自ら死を選ぶこともなかったし、
ドラマや漫画のようなドラマチックな恋愛の経験もなければ、DVやハラスメントに苦しんだこともありません。
現在も、決して生活に余裕があるわけではなく、子どもを授かることもありませんでしたが、夫婦2人で穏やかに暮らしています。
私の人生はまだ半ばで、今後どのような波乱万丈が待ち受けているのか、それとも、最期まで平凡に過ぎていくのか、それは分かりません。
それでも、今の時点では、波乱万丈な人生を過ごしてきた知人や、有名人が少々羨ましく感じてしまいます。
波乱万丈ということは、幸せな時期だけでなく、不幸に苦しんだ時期もあるということです。
当人にとっては、苦しく、辛い時期だったことを思うと、羨ましいなどとは無神経だということも理解はしているつもりです。
日々を楽しく、のんびりと穏やかに暮らす以上の幸せはない、そう思うことももちろんあります。
しかし、楽しいだけでなく、辛いことや苦しいこともあってこそ、充実した人生といえるのではないか、
つい、そう考えてしまう私は、幸せに慣れ過ぎているのかもしれません。