力に余る
【漢字】力に余る
【読み】ちからにあまる
【意味】自分の力ではどうする事もできない手に負えない様子。
【例文1】彼にいくら言っても言う事を聞かないので力に余る。
【例文2】力に余るやんちゃな子どもを預かる。
【例文3】力に余るので助けを求める。
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力に余る時、それは真価を問われる時
私たちは人生における様々な局面で、自分の力に余る事に出くわします。
私は常々思っているのですが、人は仕事やプライベートにおいて順風満帆な時よりもむしろ力に余る出来事に遭遇した時、つまりピンチの時にこそ、その真価が問われるのではないでしょうか。
誰しも余裕がある時は人に優しく出来ますし、うまくいっている時は輝いています。
しかし困難に直面した時はどうでしょう。無様にうろたえるのではないでしょうか。
かくいう私もその一人で、ちょっとでも力に余る仕事を振られると、情けなく右往左往してしまい、しまいにはヒステリーを起こしてしまうのです。
力に余る出来事に遭遇しても決してうろたえない人、窮地の中に活路を見出せる人は、本当に格好良いと思いますし、素直に尊敬します。
ましてや窮地をも楽しめる心の強さなどを見せられてしまったら、その人が男性であろうと女性であろうと絶対に惚れてしまう自信があります。
私は今子育て中ですが、子育ては仕事以上に力に余る事の連続です。
その度に焦ったり怒ったり落ち込んだりしています。しかし私の子育ても仕事もまだまだ長く続きます。
これから何度も力に余る出来事に直面するでしょう。それを一つ一つ乗り越える度に、私も逆境に負けない強さを身につけていければ、と思いながら日々を過ごしています。