冠婚葬祭

【漢字】冠婚葬祭
【読み】かんこんそうさい
【意味】祝事・結婚・葬儀・祭りのもっとも重要な四つの儀式。
【例文1】我が家はオメデタイ冠婚葬祭続きで幸せだ。
【例文2】社会人になると冠婚葬祭が続く。

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社会人になると冠婚葬祭の機会が増えてきます

社会人になると急に冠婚葬祭を行う機会が増えていきます。近所付き合いだけならたまにお葬式がある程度かもしれませんが、会社に勤めていると上司の親が亡くなったり、先輩の結婚式があったりと月に何度も冠婚葬祭が重なることがあります。結婚式の場合は祝儀を出さなくてはならないですし、お葬式のときは香典を出さないといけないので、月に何度もあるとそれだけで数万円かかってしまうこともあります。また上司の親の実家で葬式があるときは、飛行機や新幹線などで遠出しないといけないこともあるので、冠婚葬祭はとにかく大変なものです。しかし自分の番になることもいずれはあるので、大切にしていかないといけないと思います。自分が将来結婚式を挙げるときに冠婚葬祭で会社の人達が来てくれると嬉しいものです。また親が亡くなったときにお通夜に来てくれる同僚や先輩方が慰めてくれたりすると、とても心強く感じます。小規模な会社だと冠婚葬祭の機会はそれほど多くはないですが、大きな会社や下請け企業となると付き合いの幅が広がってくるので、冠婚葬祭の回数がだいぶ増えてきます。新人の頃は大変な思いをするかもしれないですが、冠婚葬祭に慣れてしまうと仕事から抜けられるので、その方が楽だという人も中にはいます。いずれにしても社会人になったとき誰しも経験することなので、冠婚葬祭用のスーツと費用は別に用意しておいて、いつでも行ける体制にしておいた方が慌てなくて済みます。

はっきり知らなかった「冠婚葬祭」の意味

日本語ネイティブレベルの外国人夫に良く言われる言葉「やっぱり日本語は難しい」。特に外国人にとっては漢字は得体のしれない難しい物のようですが、それを使った故事や四字熟語になると、頭を抱えるレベルなようです。結婚した当時に夫に聞かれた「冠婚葬祭」の意味。親戚に不幸があった時に、夫と一緒に喪服を買いに行ったのですが、その時に私もですが、お店の人からも何度も言われたのが「冠婚葬祭」というフレーズだったのです。私の説明は、結婚式とかお葬式の事、以上。という感じでしたが、その時にふと思ったのが「冠」って何?という疑問でした。疑問が出るとすぐに調べるタイプなので、早速ネットで検索して初めて知ったのが、冠とは成人式の事だという事実。成人して社会的な役職や参政権を得るというのが冠を戴くという意味合いだとは知りませんでした。また、中国でも韓国でも冠婚葬祭という熟語を使うという事も知りました。ちなみに夫の母国では、成人式はなく、結婚式、葬式、祭りとなると全く着る服も違うので、冠婚葬祭用のスーツ、とう観念は全くありません。その時に買った喪服は幸い一度きりでまだ出番がないのですが、夫に言わせるとお葬式の為だけに高い、それも真っ黒な服を買うのはナンセンスなんだとか。まあ郷に入れば郷に従って貰っています。

黒いキチッと服は、冠婚葬祭にもってこいだと思います。

20代になってから、友人の結婚式に多数およばれしました。まだうら若きころは、ゲストである自分もピンクや、黄色など、明るいドレスを身にまとって、華やかにして参列するのが好きでしたし、若いのでそれが似合っていたと思います(自分にとっての出会いの場でもありましたから気合いも入ってました)。
20代後半になると、今度は親戚や仕事関係の方が亡くなったり、法事に参加することが増えました。最初のうちは、手持ちの黒のパンツスーツで対応していましたが、社会人としてブラックフォーマルも必要かな?と、わざわざ5万円もする喪服を購入しました。
それでも、結婚したころまではそんなに件数がなかったので気になりませんでしたが。。
結婚出産し、太ってしまい、以前の喪服が入らなくなりました。なので、急遽別の喪服を、これまた5万円位で買いましたが、さらに悲しいことに、子どもが小さいため、抱っこをせがんだり、食べ物をつけたり、あげく鼻水をつけられました。
実はクリーニングがもったいないので、何とか出さずにやり過ごしてきたのに、汚れたので諦めて出しました。そこでさらに衝撃が走りました。
戻ってきたクリーニング、「鼻水のあとが、とれなかった」と言うんです。確かに、なんとなく光っている部分が残っており、しょうがなく自宅で水つけて拭いてみたけどとれません。
高かったのにとがっかりしましたが、義父がなくなったばかりだったので、このあと法事が続くであろうことはもう目に見えています。
私は、この際だから冠婚葬祭なんでも使えるように、もう少し値段が安くて着回せる、洗濯できるものを買い直そうと考え、おりしも、いわゆるファストファッションでぴったりのものを見つけ、上下で購入しました。
体型に対してもほどよい余裕があり、またなんと言っても手洗い可能です。今の所法事にだけ着ましたが、今後もし結婚式に呼ばれた場合は小物などをがらっと変えて、華やかにして参加できそうで、得した気分になりました。