無芸大食
【漢字】無芸大食
【読み】むげいたいしょく
【意味】特技も技術も無いのに食べる事だけは人並み以上の人をバカにした言い方。
【例文1】彼は無芸大食で太る一方だ。
【例文2】無芸大食で貯金が底をつく。
【例文3】無芸大食の将来が心配だ。
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無芸大食とは
無芸大食とは、これといった特技や才能もなく、ただ人並み以上に食べるだけのことを言います。また、そのような人を指して言うこともあります。
無芸とは、身についた芸のないことです。この場合の芸は現代で言う芸よりも幅の広いものです。身につけた技一般を指し、技能や学問も含まれます。この言葉は決して良い意味では使われません。むしろ、誰かを指して言う場合は、その人を蔑んでいる場合さえあります。
最近ではテレビ番組などで、大食い大会が行われ、大食いつまり大食も一つの芸(特技)として扱われるのは、皮肉なものです。他には何の特技もなくて、ただ沢山食べられるだけでスターになっていくのですから、時代も変わったとしか思えません。しかし、いろいろ調べて見ると、なんと江戸時代にも大食い大会はあったようなのです。蕎麦を何杯食べたとか、寿司を何個食べたとかという記録が残されています。今も昔に大食いは芸の一つなのかも知れません。