修羅場

【漢字】修羅場
【読み】しゅらば
【意味】激しい争いの場面。
【例文1】夫婦喧嘩の修羅場に遭う。
【例文2】遺産相続の修羅場に遭う。

修羅場をテーマにした記事

色々と修羅場はあるものです

修羅場という言葉の意味はどのようなものでしょうか。
意味は、血みどろの激しい戦いや争いが行われる場所のことを言います。
「修羅場をくぐり抜ける」という言葉もよく聞かれると思います。
私は大学生の時に、少し修羅場をくぐり抜けたことがあります。
当時、付き合っていた女性がいましたが、たまたま部活の女性の後輩が遊びに来る約束をしました。
その付き合っていた彼女には、自分は体調が悪いので、遊びに来ないように行っていたのですが、自分の体調の悪さの心配してか、部活の後輩は遊びに来ているときに、その彼女が玄関まで来てしまいました。
特に、私は部活の後輩と浮気をしていてわけではありませんし、そういう関係もありません。
一緒に食事を作って、その後映画をみていたのですが、ここで玄関のドアを開けると、変に誤解をされて、どうにもならないと思った私は、居留守を使いました。
何度も、何度も、呼び鈴が押されましたが、10分くらいして諦めて帰ったようです。
この10分間はとても恐怖に感じたことを今でも思い出します。
このことがきっかけに彼女と私の仲が悪くなり、結果、別れることになりました。
結局、彼女は私のことを信用してくれていなかったということですが、この10分間の恐怖は修羅場のような感じをうけました。

修羅場とは

「修羅場」とは、激しい血みどろの闘争が行われている場所や、またはそのような場所を連想させる状況のことを言い、語源はインド神話で「修羅」は悪神である「阿修羅」を略であり、善神である帝釈天の激しい血みどろの戦いが行われる場所のことを「修羅場」というようになりました。日本では痴情のもつれが原因の争いの時に用いられることが多いです。
使い方としては「数々の修羅場をくぐり抜けた経験が今の自信となっている。」「旦那の浮気が原因で夫婦間で修羅場が繰り広げられている。」などの使い方をします。
私自身は修羅場に出会ったことはありませんが、友人は友達とショッピングモールに出かけた時、当時の彼氏が知らない女性と歩いていてその場で問い詰め小さな修羅場になり結局そのまま別れてしまったと話していました。
そのように日本では浮気などが原因で修羅場に発展すると言った場合が多いようです。もちろん友達同士でのいざこざでも修羅場になることもあります。大なり小なり修羅場を体験したことでそれがのちの経験となるのであれば無駄ではありませんが、修羅場になるとそのまま疎遠となる場合の方が多いので、出来れば修羅場には出会わないような生活を送るに越したことはありませんね。

男女の修羅場とはこのこと

今や人の親になった私にも、それなりに若い頃がありました。当時私は19歳、あと2カ月で20才の誕生日を迎える冬に、人生初の彼氏ができました。ルックスのよくない私でも彼氏が作れたのは、当時はやっていた出会い系サイトのおかげでした。正直恥ずかしいのであまり人には言えませんでしたが、相手のことが大好きというよりも、彼氏ができたことのうれしさと、当時学生立ったけど学業がうまくいかず留年することになっていたので、半分自暴自棄なこともあり、恋愛する事で逃げていたのかもしれません。
彼は22才の大学生でしたが、私の寮から少し離れた街でひとりぐらしをしていて、雪ふる寒い中毎日のように、電車にのって遊びに行ったり、車で迎えにきてもらい、初めてのお付き合いは順調に思えました。
しかし、1ヶ月を過ぎて、何だか彼がいつも携帯電話を肌身離さないのに、違和感を感じました。
そしてバレンタインの翌日、ショックな出来事があったのです。
彼が眠っているすきに、彼の携帯電話(ガラケー)をこっそり、覗いてみたところ、彼が別の女性に「別れたくない、俺には〇〇が必要なんだよ」などとメールしてるではありませんか。一通でなく何通もありました。ただ、2人はもめていて、さらに悲しいことに、そこにある内容によると、どうやら私が浮気相手らしい。
もうそこからは修羅場でした。彼をたたき起こして「これってどういうこと?!私をだましてたの?」と怒り狂い、彼はゲッ!という顔をしてましたが、あまりの私の変貌ぶりに全く話さなくなってしまい、私は怒りのあまり相手の女にメールか電話しなさいよ!などと話しましたが取り合ってもらえず。
夜中だったのでその日は何とか彼の家を出て、友達に泣きついて泊めてもらいました。 
もちろんその後お別れしました。ある意味今ではいい思い出ですが、娘たちにはあんな男性に気をつけてほしいです。