来者は追うべし

【漢字】来者は追うべし
【読み】らいしゃはおうべし
【意味】過去は変えられないが、未来は変える事ができる。
【例文】まだ間に合う、来者は追うべしだ。

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大人こそ思い出したい「来者は追うべし」という言葉

「来者は追うべし」とは、『論語』に由来する故事成語です。その意味は、過去は変えることはできないが、未来のことはこれから変えることができる、ということです。歳をとればとるほど人間は過去のことばかりにこだわってしまいます。また、自分の狭い経験から考えて、未来を変えることなどできないと決めつけてしまいがちです。そういった、大人世代の人こそ、「来者は追うべし」の言葉を思い出すべきではないでしょうか。世の中も、自分も、変わり続けています。過去とは違います。昔、うまくいかなかったやりかたでも、現在ではうまくいくかもしれません。全く新しいやり方を思いつくかもしれません。経験にとらわれず、なんでもやってみることが大切です。行動してみて失敗したとしても、それも新しい経験であり、成長するための気づきなのです。だから、過去の失敗や成功のことは忘れて、新鮮な気持ちで今この瞬間を生きることこそが大事です。歳をとると自分の経験則でなんでも判断してしまいがちで、実際それでうまくいくことも多いです。しかし、それでは毎日が退屈でつまらなく、生きている喜びや幸せを実感することが出来ません。常に新しい考えを取り入れたり新しい体験をしたり、知らない人に出会うことが生活の質を上げることにつながります。