向こうに回す
【漢字】向こうに回す
【読み】むこうにまわす
【意味】相手と張り合う。
【例文1】サッカーの強豪校を向こうに回す。
【例文2】向こうに回して互角に戦う。
【例文3】彼女を向こうに回しても勝ち目はない。
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向こうに回すと怖い人
「向こうに回す」という言葉は相手として張り合う、敵とするという意味です。
向こうに回すと怖い人というのは様々思い浮かぶと思いますが、私は、普段穏やかだけど、自分の芯がしっかりしていてしたたかな雰囲気を秘めている人はその傾向を感じます。
腰が低く穏やかな印象を受けますが、自分の意志がしっかりとあるだけに、笑顔の裏に何があるのだろうと考えてしまいます。
たまに笑っているのに、目は笑っていない、という人を見ると、怒りの沸点はすぐそこまで来ているように感じてハラハラします。
また、そういった人は普段の雰囲気から周囲の評判もいいだけに、向こうに回すと自分が損することに繋がりやすいのです。
私は接客業に携わっているので、様々な人を見ることが多く、そういった性格の人を見極める目は人並みに備わっていると思うんですが、たまに空気の読めない人がいるとドキッとしてしまいます。
明らかに怒りが顔に出ているのに、それを察することができないために、どんどん墓穴を掘ってしまう姿は見ているこちらが息苦しくなってきます。
一度静かなる怒りを爆発させた瞬間に遭遇したことがあり、その時はもうトラウマものでした。
向こうに回す人を見極める、というのは、世の中を賢く生きる上で必要なスキルなのではないかなと私は思います。
向こうに回す
向こうに回すとは張り合うとか敵とする、という意味で使われてますね。
最近だと、相撲業界の中でも色々と張り合っているというかゴチャゴチャしてますよね。
確かに、古い悪しき習慣を断ち切るために古い体制を壊すために若手と敵対するっていう場面はありますね。
古い大きな組織だと、なあなあの関係で隠ぺい体質があったりしてお世辞にもいい環境ではないということもあり、新しい体制にするときっていうのは革命を起こすためにバトルというか新旧の敵対関係ができてしまうんですよね。
膿を出す作業なのかもしれないですが大変ですよね。
古い人たちは自分たちの立場を守るために必死になるし、新しい方は古い方を叩き潰そうと頑張るわけですからどちらかが潰れるまでやるわけですね。
こういう場合ってどっちが正しいとか、道理が通ってるかっていうところで決着はつかないんですよね。
どちらの熱量が多いかで勝敗が決まるように思いますね。
世の中、正しさなんてあてにならないですよね。
そもそも、国や時代によって正しいとされているものはコロコロ変わったりするので、正しいとか常識を基準に生きるのって他人の価値を基準で生きることになるから苦しくなってきたりしますよね。
だから、同じ生きるのなら他人を気にするのではなく自分の情熱に素直に生きたほうが楽しいように思いますね。