レッテルを貼る
【漢字】レッテルを貼る
【読み】れってるをはる
【意味】人や物に対して悪い評価を付ける。
【例文1】1回のミスでレッテルを貼られた。
【例文2】前科者は一生レッテルを貼られて生きていかねばならない。
【例文3】一回の遅刻でレッテルを貼る。
レッテルを貼るをテーマにした記事
レッテルを貼ってしまわないように気を付けたいものです
レッテルを貼ると言いきれるほど大げさなものではなくても、人はいろいろな人に対して、主観的な評価を与えてしまう事があります。
しかし、実際には全く違う性格の人で、自分の誤った主観を悔いる事もあります。
レッテルを貼られた人には何の罪もないのですが、それが本当だと信じられてしまと、まるで伝染病のように噂が拡大してしまうことがあります。
しかし、どんなレッテルを貼られたとしても、人の噂は75日と言います。
それが真実でないならば、問題をさらに大きくするよりも、放っておくのも一つの方法かもしれません。
人の噂は話題のネタになりやすいものです。
中には常に何かの良からぬアラ探しをしている人もいます。
さまざまなレッテルを貼られた方は良い気はしません。
また、レッテルを貼った張本人が逆にレッテルを貼られてしまう可能性も十分にあります。
人はどうしても他人を色眼鏡で判断してしまうところがあります。
自分の中で無意識にレッテルを貼ってしまうのは、ある意味仕方がないことなのかもしれません。
レッテルを貼るのレッテルとは
誰にでも、誰かほかの人や仕事で出会ったお客さん、上司などから、なんらかのレッテルを貼られた経験があると思います。それはよいものだったかもしれませんし、見た目だけでそのように判断されては困る!と思わず言ってしまうような、悲しいレッテルを貼られたことも、多くの人にとって経験があることなのではないかなと思います。
ところで、「レッテルを貼る」という言葉の「レッテル」ってもとをたどればどこの国の何という言葉なのか、ご存知でしょうか。実は、もともと「レッテル」とはオランダ語の「letter」からきている言葉なんだそうです。「letter」は英語にすると「手紙」あるいは「文字」という意味になりますが、オランダ語の「letter」もそれと似た意味の単語です。商品の名前や内容量など、その商品に関することを紙に書き、シールのように商品に貼りつける、いわば「ラベル」のような意味の単語です。日本語にするのであれば、「札」といったところでしょうか。
商品を説明するために貼り付ける札であった「レッテル」が、いつの間にか特定の物や人に対して先入観をもとに判断した評価や推定される人格のことを指す日本語の俗語になっているなんて、なんだか不思議ですね。