青田買い
【漢字】青田買い
【読み】あおたがい
【意味】まだ稲が青い田んぼの収穫量を見越して米を買い取ることから、将来性に期待して卒業前の優秀な人物と採用契約を結ぶこと。
【例文1】大手企業から青田買いの話がきた。
【例文2】在学中に青田買いが決まった。
【例文3】青田買いに期待する。
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「青田買い」の語源
「青田買い」とは、優秀な人材を早期に確保することを表す慣用句です。主に、企業などが優秀な学生を早い段階から囲い込むことを表すのに用います。では、この「青田」とな何なのでしょうか。
「青田」とは、まだ稲が実っていない状態の田んぼのことなのです。まだ稲が実っていないので、青々としているから「青い田んぼ」で「青田」と言います。そして、その状態の田んぼから、その年の収穫量を見積り、先行投資をするということで、「青田買い」となったのです。
また、よく混同される言葉として「青田刈り」というものがあります。こちらは、戦国時代の戦法の一つで、敵が籠城した際に、敵地の青田を刈り取ってしまい、食糧不足にしてしまう兵糧攻めのことです。そのため、企業などが学生に早く内定を出して確保してしまうことに対して、「青田刈り」というのは誤っています。ただ、適性も分からないままで入る企業が決まってしまい、自己分析や就職活動をしっかりやらないで内定が出てしまうことによって、若い才能が刈り取られてしまうという皮肉を込めて「青田買い」を「青田刈り」と言っているのであれば、あながち間違っているとも言い切れません。
何にせよ、先を見据えた先行投資というのは、この社会で成功する一つの手段であるのは間違いありません。みなさんも「青田」を見つけたら買ってみるといいかもしれません。
青田買い
最近は若干ピークを過ぎてきた感のあるアイドル界隈。
AKBが目立って売れてきたあたりからいろんなアイドル、主にグループ活動される方がたくさん出てきた感があります。
こうして登場したアイドルの方に認知してもらおうと握手会やミニライブ等のイベントに足繁く通うファンは
青田買いしてるようです。活動開始、デビューした早くから目をつけ、推しの子を見つけて
握手券を大量に入手し何度も列に並んでループしたり、ライブがあれば早くから会場に入り
最前部を確保してイベント中に推しの子にアピール。
ファンが増え、活動が盛り上がっていけば古くからのファンは鼻高々に周りの知人にこう話すんです。
「俺、デビューの頃からファンだった」
この瞬間がたまらないんです。
かなり人気のタレントのファンを長くやっていて、しかも足繁く通っていたので認知されている、
この“武勇伝”を語るのが最高のひとときなんです。
よく、何度も同じイベントに行くのはどうなのか、とか言われる方や
逆に出待ち入り待ちまでならまだ許されるところもありますが、
タクシーで自宅まで追いかけちゃったりと度を超えた行動をとられてしまう方がいますが、
そういった部分に食い込むことなく正統派のファンとして、ある種誇りを持ってファン活動を行ってほしいと、
最近のイベント会場を荒らすだけに成り下がってしまっている“自称”ファンの方に言いたいと思います。