乗りかかった船
【漢字】乗りかかった船
【読み】のりかかったふね
【意味】こぎ出した船から降りることができないことから、いったん関わった事を途中でやめる事ができない。
【例文1】乗りかかった船だ、みんなで手伝おう。
【例文2】乗りかかった船だ、諦めず最後までやり遂げよう。
【例文3】乗りかかった船だ、とことん付き合うよ。
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乗りかかった舟とは何事も途中で諦めない事
乗りかかった船とは何事も途中で諦めないという意味を持ち、真面目で責任感のある性格の人にぴったりの意味を指します。一度関わった運命だから最後まで責任を持って使命を果たすなど、正義感が強い意味も成します。例文として、ゲームを始めたが難しくて途中でやめてしまいそうにもなるけど乗りかかった船、最後までやり通そう。友達が好きな人に告白したいとラブレターをもらって渡してと頼まれたが、面倒だ。でも乗りかかった船、最後まで手伝い行く末を見守ろう。など、そのまま続行していく様を表しています。この言葉を使う時、どちらかというと後ろ向きより前向きな姿勢が伺えます。真面目で奥ゆかしい日本人の本質を言い当てたような言葉でもあります。船に既に乗ってしまったので、目的地につくまで何があっても降りられない状態を比喩しています。乗りかかった船である出来事は良い方向へ進むことも悪い方向へ進むこともありますが、やり終えたということに意味を感じることもあります。一度始めたものは何があってもやめることはできないと現代にも浸透するほど教えを説いてくれています。乗りかかった船と似ている言葉として、渡りかけた橋という言葉もあります。