側(傍)杖を食う
【漢字】側(傍)杖を食う
【読み】そばづえをくう
【意味】杖を振り回していた人の傍にいたため杖が反れて当たってしまうことから、自分と関係のない所で思わぬ災難に遭う。
【例文1】事故の影響で会社に遅刻して、側杖を食う。
【例文2】部活の連帯責任で側杖を食う。
【例文3】泥はね運転で側杖を食う。
側(傍)杖を食うをテーマにした記事
とばっちりを受ける
今、夢中になっている小説の中に側杖を食うという表現が出て来ました。
1番良く使う言葉でとばっちりを受けるという言葉に似ているなと思いました。
漢字を見ると側にある杖、つまり隣の人が持っている杖を意味しているのだと察します。
その杖でとばっちりを受けると考えるとなんだか恐ろしいような気もしますが的確な言葉である様な気がします。
確かに人間関係って言われもない側杖を食う事ってよくあるよなと自分の人生を振り返ってみました。
そうすると学生時代の苦い思い出が蘇って来たり、大人になってからはさらに自分とは関係のない納得行かない事で怒られたりと理不尽な事にぶち当たる事が増えました。
そして最近は生きている限りこの様な事からは逃れて生きていくのはムリで大切な事は側杖を食う場面に出くわした時に自分がどう切り返しどう乗り越えるかが大切なんだと気付きました。
側にある杖はいつ自分に飛んで来るかは分かりません。
予測不能な物ですよね。
もしその杖が自分に飛んで来てもその場で上手く交わせたなら私はそれでいいのではないかと思います。
その為にも沢山の人間関係を経験して自分のヒューマンスキルを身につけるという事も大切な事ですね。