是是非非

【漢字】是是非非
【読み】ぜぜひひ
【意味】善悪の判断を公平にする。
【例文1】是是非非で話し合うつもりだ。
【例文2】是是非非のジャッジが求められる。
【例文3】是是非非の判定を行う。

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公平に判断する「是是非非」 

「是是非非」は、あまり聞き覚えのないことばですよね。意味として公平な立場で良い悪いを判断することです。
意味合いが違いますが、この言葉を聞いて最初に思い浮かべのがプロ野球の審判についてでした。想像以上に激務である審判の職業ですが、最近誤審が多いと騒がれているようです。球団によってストライクゾーンを変えていると噂があったり、頑なにビデオ判定を積極的に導入しなかったりと公平であるべき審判に対して疑念を持つ野球ファンは少なくありません。もちろん噂ではあるので真実ではないと思います。しかし、スポーツの審判は公平なジャッジが求められるので、審判団には頑張ってほしいです。
もっと公平さを必要とするのが裁判員だと思います。場合によっては無実の人間を死刑にしてしまう可能性もあります。シドニールメット監督作品の名作映画「12人の怒れる男」でも、有罪が確実視されていた少年を陪審員全員で話し合い、公平に審議することで少年の無実を主張することになります。
世の中は理不尽と言われる理由には、公平に判断できる人間が少ないこともあるのではと考えてしまいます。難しいことですが、もっと物事を公平に見ようとすることが大切です。