遠い親戚より近くの他人
【漢字】遠い親戚より近くの他人
【読み】とおいしんせきよりちかくのたにん
【意味】いざという時は遠くに住んでいる親戚より、近くにいる他人の方が頼りになるものである。
【例文1】車がなくて困った時に、遠い親戚より近くの他人にお世話になった。
【例文2】遠い親戚より近くの他人で隣のおばちゃんが一人暮らしの私におかずをおすそ分けに来てくれる。
【例文3】普段の人付き合いが遠い親戚より近くの他人を感じさせる。
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遠い親戚より近くの他人
遠い親戚より近くの他人とは、血の繋がりがある親類であっても遠い場所にいるのでは自然と行き来も難しくなり、もし急場の用があってもすぐに助けられるわけにいかないものであるという意味と、他人であっても近くに住んでいて顔を合わせ言葉を交わし情が生まれていれば、困った時に助けたいという気にもなるというコミュニケーションの大切さを教えてくれてる言葉だと感じます。私が子どもの頃に住んでいた家はマンションだったので年末になると餅つき大会をしたり、役員等があるため親が住民の方々との交流もありどんな人が近所に住んでるのか
子どもでも何となく把握出来ていました。また管理人さんはとても優しい方で朝の登校時必ず挨拶してから学校へ向かうというのが日課になっていました。そんなある日、当時飼っていた犬が家族がちょっと買い物に出掛けようと玄関を開けた隙間から外に出ていってしまった事がありました。
その時は外に出てしまった事にすぐには気づかず家族が帰って来て初めて気づきました。マンションのすぐ横が道路になっているのでとても焦ってマンション内の至る所を名前を呼びながら探しまわりました。すると近所の方が1階に居るわよと教えてくださいました。その方はうちの電話番号も知ってるので何度も犬がお宅のか聞こうと電話してくれてたそうなのですが、外に探しに出ていて気づきませんでした。1階へ行くと管理人さんの側に大きなダンボールが置かれてて中を見るとうちの犬がいました。家族が買い物に出た瞬間一緒に出て、なんとエレベーターも一緒に乗って家族はそのまま気づかずに犬だけエレベーターを降りて踊り場付近をウロウロしてたのを見つけて保護してくれたんだそうです。良かったと涙が止まらなくて近所の方にも管理人さんにも本当に感謝でした。普段から顔を合わせてたおかげで犬もすぐうちの犬だと分かったのだそうです。