茶々を入れる

【漢字】茶々を入れる
【読み】ちゃちゃをいれる
【意味】邪魔をする。話の途中でひやかし混じりの冗談を言う。
【例文1】友人がデートしていたので茶々を入れる。
【例文2】嫉妬して茶々を入れる。
【例文3】恋人ができた友人に茶々を入れる。

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茶々を入れるの言葉の由来

よく、冷やかしや邪魔をすることを、茶々を入れるといいますよね。
しかし茶々という言葉自体、あまり日常の中で使うことは少ないと思います。
茶々の由来ですが、二つの諸説があります。
まずは、豊臣秀吉の側室であった茶々という方の名前からとった説です。
茶々は織田信長の姪にあたる方なのです。
秀吉は茶々の母である市に憧れていて、その娘の中でも母の面影を最も感じさせる茶々を気に入っていたそうです。
これなら、秀吉が茶々を側室に迎え入れるのも納得ですよね。
噂では長身の美人だったそうです。
まさに美女と野獣といった構図ですよね。
そして、茶々が秀吉にあれこれ指図をして水を差す姿が目に浮かび、これが茶々を入れるという意味に繋がったそうです。
もう一つは邪邪を入れるの言葉が変化をした説です。
邪魔をするという意味である邪邪が茶々へ変化していきました。
なぜ変化をしたのかは明らかになってないものの、なんとなく噂話と似ていますね。
噂話も巡りに巡って変化することがあります。
最初に伝えた人の言葉が色々な人に伝わって途中で変化して、最後に聞いた人は別の言葉に変化しているということはよくあります。
もしかしたら、その要領で邪邪を入れるが茶々を入れるに変わったのかもしれませんね。