手玉に取る
【漢字】手玉に取る
【読み】てだまにとる
【意味】自分の思いのままに人を操る。
【例文1】思わせぶりな態度で彼を手玉に取る。
【例文2】上流客を手玉に取って接客する。
【例文3】夫を手玉に取る。
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テニスで相手を手玉にとる
私はテニスをしています。テニスは強い方ですが、相手を最初から手玉に取るように強かったわけではありません。走り込み、筋力トレーニング、技術的に強くなるような猛練習にいたるまで一生懸命練習を頑張ってきました。最初は相手に負けてばかりで相手から逆に手玉に取られていました。そんな弱い時期が中学時代、高校時代と続きました。でもテニスはスキでした。身体作りから今度は精神的にも強くならなくてはならないと、座禅を組んで集中して自分自身を心身ともに鍛えました。
大学に入って、それがジワジワと効いてきたのか、少しずつ試合にも勝つようになってきました。ハッキリ言って今までは芽の出なかった自分ですが、格上の相手にも勝てるようになりました。そして大きな大会でも勝利を得ることができ、試合によっては相手を手玉にとることができました。しかし、これに奢ることなく、今からも練習に励み心身を磨いてもっと強くなっていきたいと思います。相手を手玉にとるというのは先ずは相手ではなく自分に勝つことが大事だと思います。変な言い方かもしれませんが自分を手玉に取るように練習に励まなければならないのです。それには人間的にももっと成長しなければならないと思います。