胸が痛む

【漢字】胸が痛む
【読み】むねがいたむ
【意味】悲しく思う。罪悪感が残っている。
【例文1】友人に日曜日は用事があると嘘をついてしまい、胸が痛む。
【例文2】嫉妬心からライバルの教科書を隠した事は今でも胸が痛む。
【例文3】部活をサボって胸が痛む。

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胸が痛むのがやまなかったのでお金を払いに行きました

長期休暇で地方に遊びに行った時の事、道端に無人の販売所が置かれていました。
そこには新鮮な野菜が所狭しと並べられており、一目で美味しそうだなと思ったのです。
それで私は、この野菜を買おうと思いました。
ですがこんな時に私は、けち臭い考えを起こしてしまったのです。
誰も見てないんだからお金なんか払わなくてもいいだろうと思い、お金を払わずに野菜だけもらって立ち去りました。言わば犯罪です。
しばらく経った頃、胸が痛む症状が起こり始めました。
今頃になってお金を払わずに帰った事を後悔し始めました。
やはり販売所へ行ってお金を払うしかないと思い、私は次の休みの日にこの販売所へと足を運びました。
そしてあの時払わなかったお金を払い、また新たに野菜が置いてあったので、今度はちゃんとお金を払って野菜を買ってきました。
今は、スッキリとした気持ちでいられています。

胸が痛むといっても病気ではありません

心は胸に宿るという説は医学知識を持ち合わせた現代人からすれば合理性に欠けるものです。
それでも、精神的に追い込まれた状況では胸が実際に苦しくなる事はあります。
これが脈拍や呼吸の乱れ、神経系の不調や動悸によるのは明らかです。
精神的なストレスが肉体に影響を与え、結果として脳のついで重要な生命維持器官の心臓や肺に不調がみられるのです。
冷静になって考えると、自らの心持ちによって自分の身体をわざわざ不調にしてしまうのは実に愚かしいように思えます。
外敵から身を守るために、隠れるためや逃げるために呼吸や脈を都合よい状態にしようとするならばまだ理解可能です。
気に病んで胸を痛めても、問題の解決や障害の打開には何の役にも立ちません。
下手の考え休むに似たりと言いますが、出口のない悩み事は休みどころが身体を痛めつけるだけの損にしかならない作業です。
自分ひとりで解決できそうないならさっさと他人の助力を求め、それでも無理そうならば逃げるなり諦めるなりのほうが建設的です。
そもそも人生は時間制限ありの過酷なゲームなのですから、胸が痛むとか言っている時間すら惜しまれます。
感傷に浸るのも人生の使い方の一つですが、それだけに時間を費やし不幸を噛み締めても得るものはないと言えるでしょう。