降って湧いたよう
【漢字】降って湧いたよう
【読み】ふってわいたよう
【意味】突然予想外の出来事が起こる。
【例文1】降って湧いたような縁談話に飛びつく。
【例文2】降って湧いたように仕事が舞い込む。
【例文3】】痩せたら降って湧いたように女性から声をかけられる。
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人生はいつどこで降って湧いたような話がくるか
以前勤めていた会社で、なかなか興味深い人生を歩んでいる男性社員がいました。今は何をしているかは分かりませんが、当時は中堅くらいの役職で、歳は確か40歳を過ぎたくらいだったと思います。その人は新卒で入った会社を数年で辞め、そのあとしばらくは無職でなんとなく過ごしていたそうです。ただ無収入で過ごしていたら、当たり前ですが貯金が尽きてきたらしく、とりあえず飲食店のバイトを始めたとのことです。しかしある日、新卒で入った会社に勤めていたときに知り合った、他の会社の人から電話があり「うちの会社に入らないか」とお誘いがきたそうです。
この話を聞いていた私は、昔の仕事関係の人からいきなり連絡が来て、そのうえ会社に入ることまですすめられるなんて、こんな降って湧いたよう話が本当にあるのかと驚きました。そして人生は、どこでどんな縁ができるか分かったものではないから、これから出会う人のことを大事にしよう、とも感じました。もちろんその男性社員の能力が買われたということもあるでしょうが、人柄というのも誘いの決め手になったように思います。能力を磨き上げることも大事ですが、自分の人柄も磨き上げねばと痛感させられるエピソードでした。