塵も積もれば山となる

【漢字】塵も積もれば山となる
【読み】ちりもつもればやまとなる
【意味】どんな小さな事でも時間をかけると大きなものになる。
【例文1】1日500円貯金でも塵も積もれば山となる。
【例文2】塵も積もれば山となるは募金がいい例だ。
【例文3】長年の散歩が健康を保つ。塵も積もれば山となるのだ。

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塵も積もれば山となる

少しのものでも積もり積もっていくと大きくなるという意味の塵も積もれば山となる。小さい事でも疎かにしないという日々の努力の積み重ねの大事さだったり、倹約のすすめ等、多方面で用いられ良い意味としても悪い意味にも用いれる言葉だなと感じます。私の場合は大晦日の大掃除に当てはまります。例年師走の残り3日位で家の全部を綺麗にしようとしてきましたが、普段手の届かない所までやるには足りずに中途半端で年を越していました。そこで短気集中で一気にやるのではなく、師走に入ってから一日一部ずつ分割して掃除をする方向に切り替えました。今までは年越しの時にはおせちの準備と年越しソバを含めて時間がないと思いながらの作業で、除夜の鐘の鳴る頃には疲れて睡魔との戦いが襲ってたのですが、期間を設けて分散した作業になった為、少しばかり穏やかに過ごせました。まさに日々の小さな掃除を積み重ねて家をスッキリさせてお正月を迎えられたのでこの言葉の意味が沁みます。そして今度はお正月太りした体型を戻す為に体に蓄積した脂肪という塵を毎日の運動で少しずつ標準体重という山の頂きを目指して減らして行く作業に移行します。体重が減るのは塵のように僅かなのに増えるのは一気になのが努力を試されてる気がしますね。

ちりも積もれば山となるを体現したい!

ちりも積もれば山となるのちりってなんだろう?掃除用具入れには塵取りってあるけれどこれって結構なネーミングだと思うのです。ちりっていうのは部屋の片隅に溜まっているホコリとか目に見えるサイズではありません。空気中に漂っているほとんど目に見えないサイズのごみだからです。これを積もらせて山とするには相当な労力と時間がかかりそうです。壮大なプロジェクトだと思います。
でもこのちりも積もれば山となるという言葉の意味は本当に深いと思います。この言葉を逆にたどって考えると、山も元をただせばちりであるということです。大きなものもよくみて見れば小さいものの積み重ねだという事。大きなものがドーンと一つ存在しているのではないという事です。
大晦日に1年の終わりをしみじみ感じながら除夜の鐘をきく。1年という長い時が終わろうとしているけれど、それは1月から12月の積み重ねであり1ヶ月は一日一日の積み重ね、、そうやって考えていくと最終的には1秒の積み重ねで1年が出来ていることになります。
1秒たりとも無駄に出来ないと言いますがこの積み重ねが1年になるのなら1秒を無駄にしている場合ではないかもしれません。年末年始はしみじみとこういったことを考えてしまいます。毎日の努力、ちりも積もれば山となるを実感できるような結果を来年こそは出したいと思います。