一人(独り)相撲を取る
【漢字】一人(独り)相撲を取る
【読み】ひとりずもうをとる
【意味】自分だけが意気込んで取り組む。
【例文1】慰安旅行は社員が乗り気ではないので、社長だけが一人相撲を取る。
【例文2】一人相撲を取ってチームがまとまらない。
【例文3】面倒だというイベントに一人相撲を取る。
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野球で一人相撲を取った反省
私は野球をしています。肩の良さが買われピッチャーをしています。自慢ではありませんが、素人のピッチャーの中ではずば抜けて早い球を投げることが出来ます。今まで私の力でチームは快進撃を続けていました。自分にも酔いしれていましたので、図に乗っていたかも知れません。あるとき、県内でも有名な強豪チームと試合をする事になりました。私の直球ならば先ず強豪チームでも打てないだろうと思っていました。そして先発して順調に5回までノーヒットで相手チームを圧倒しました。しかし6回に突如コントロールが定まらなくなりました。ファーボールでランナーを出してしまいました。しかし球威には自信がありましたから直球勝負で次のバッターに向かいました。結果はまたもやファーボール!ちょっとおかしいなあと思いました。そして次のバッターにもファーボール、ノーアウト満塁になりました。そして次のバッターをむかえました。第1球を投げたところバットの芯で捕えられました。ライナーがスタンドに吸い込まれていったのです。完全に一人相撲です。私はこの時、目が覚めました。私の一人相撲で満塁ホームランを打たれたのです。チームは負けました。野球は団体スポーツ、私は大きな一人相撲をしてしまったのです。