花に嵐
【漢字】花に嵐
【読み】はなにあらし
【意味】美しい花でも嵐がくると散ってしまうもの。良い事には邪魔が入りやすいという意味。
【例文1】初デートの日に限って残業で花に嵐だ。
【例文2】売れ出した途端、スキャンダルを暴露され花に嵐。
【例文3】宝くじに当選して皆が寄ってたかる。花に嵐だ。
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花に嵐の不思議
良い状態にあるときには思わぬ邪魔が入りやすいということわざで「花に嵐」という言葉があります。
春はさまざまな花が咲く季節でもありますが、強い風が吹き荒れる時期でもあり、満開になったと思えばすぐに散ってしまう儚さがあります。
同じように人間の生活においても花に嵐のようなことはたびたび起こります。
幸せな人が突然病に倒れたり、調子の上がってきたスポーツ選手が怪我に苦しんだり、成功者はスキャンダルに見舞われることもあります。
なぜ順風満帆な人には邪魔が入りやすいのか不思議に思うこともありますが、これについて人生のプラスとマイナスは同じになるように出来ていると考える人もいます。
つまり良いことが大きい分だけ悪いことも大きいという考え方で、偉人や歴史に名を残す人ほど壮絶な死を遂げていることを考えるとあながち間違ってはいない気もします。
それ以外にも人間の世界には成功者ほど周りから嫉妬されたり足を引っ張られるということもありそうです。
ネットやSNS上で炎上する芸能人なども一般人からの嫉妬による誹謗・中傷が散見されることがあります。
成功者は孤独だという話しも耳にしますが、嵐に見舞われないためにはいかに敵を作らないかというのも大切なのかもしれません。