虫の息
【漢字】虫の息
【読み】むしのいき
【意味】弱々しい呼吸。今にも止まりそうな呼吸。
【例文1】昨日まで虫の息だった義父の容態が安定した。
【例文2】虫の息から生還した。
【例文3】かすかに虫の息がする。
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虫の息から伝わる思い
私は昨年最愛のペットを亡くしました。
犬や猫などとは違い小動物を飼っていたのですが異変に気付いたのは土曜日の夕方で様々な動物病院に問い合わせるもどこの病院も診療が終了していてとても悔しい思いをしました。
翌日も日曜日という事もあり病院を探すのに絶望的な状況でした。
そんなペットの苦しそうな呼吸はまさに虫の息。
虫のようなか細い呼吸で一生懸命に生きようとしているのが伝わって来ました。
数日前まで元気だったのになんでという気持ちと何も出来ない自分が本当に歯痒かったです。
翌日、急患対応の動物病院を見つけて急いで連れて行きましたが、病院から帰ってきた数時間後に残念ながらそのペットは亡くなってしまいました。
そして、その時に私の心には2つの思いが生じました。
1つは病院に連れて行きできる限りの処置をしたという気持ち
もう1つは病院に連れて行かずに家で静かに過ごさせてあげればよかったのかなという気持ち。
この気持ちは今でも消し去る事ができなくてペットにとってどのように最期の時を迎えてあげるべきなのかまだ答えは出ません。
ただ、記憶に残っているのは虫の息でも一生懸命に生きようとしていたペットの姿です。
我が家ではまた最近、新しいペットをお迎えしました。
同じ後悔は繰り返したくないのでペットが元気なうちから動物病院を探しておくのは大切な事だなと思います。