柳に風
【漢字】柳に風
【読み】やなぎにかぜ
【意味】柳が風の吹くままなびく様子から、人に強く言われても逆らわずに上手に受け流すこと。
【例文1】誰に何を言われようと柳に風と受け流す。
【例文2】柳に風でさっさと終わらせた方が効率的だ。
【例文3】柳に風で世渡り上手。
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ストレス社会に柳に風の精神
「柳に風」は、無理な言葉を他者から言われても、反発しないで穏やかに流すことを指す言葉です。この言葉から、私も相手から何を言われようとも軽く受け流せる人間になりたいと思いますね。
ストレス社会と言われて随分時代が進んでいますが、ほとんどの人間は「柳の風」のように何か傷つくことを言われたら受け流す事なんて難しいのではないでしょうか。私も、いつまでも気にしてしまうタイプなので、受けてそのままの状態に溜め込んでしまいます。
社会で活躍している方を見ると、無理な言葉を掛けられても軽く流すことが上手い方が多いですよね。いちいち他者の言葉を受け止めていたらキリがないし、精神的にも「柳の風」を意識した方が人生が楽になりそうです。
血の気が多い人間の相手を穏やかに受け流す人は、クレイマーの対処に向いていると思いますね。相手は納得していないから怒りを露わにしているので、そのような此方の言葉に聞く耳を持とうとしない方の相手に対して「柳の風」という能力を有する人が上手く接することができるはずです。理不尽なことがたくさん起きる世の中で、自分らしく生きていくためには、そうした気持ちを持つことも大切で、受け流す術を覚えれば人生が楽しくなるだろうなと感じます。
柳に風な生き方で美しく
弱々しくて流されやすい。「柳に風」という言葉自体を聞くとそんな可憐で儚いイメージが浮かびます。しかし、本来の語意は全く異なります。
風に柳がなびくように、流れに逆らわないで身を委ねることで、さらりとかわして上手にやり過ごすことを表します。まさに大人の余裕ある女性。
一つ一つの出来事に過剰に反応せず、穏やかに流してしまう様は弱々しい姿とは全くの真逆で、凛とした美しさを感じます。
そんな女性になりたいと思うとともに、そのためには何が必要なのか考えてみました。
それは様々な経験だと思います。
やはり色々な経験をした方だからこそ「生きていればそんなこともある」「きっと全てに意味がある」とどっしり構えることができると同時に、
同じような境遇で悩む方へアドバイスが出来るのではないでしょうか。
私は今29才、既婚ですが子供はいません。いつか母になった時、柳な風な生き方で家族に勇気付けることのできる母になりたいと強く感じます。